日本数式処理学会第15回通常総会議事録


日本数式処理学会第15回通常総会を下記により開催した.
開催場所東京理科大学神楽坂キャンパス
東京都新宿区神楽坂 1ー3
開催日時2006年4月22日13時〜15時


元吉文男,高橋正,藤本光史,関川浩,村尾裕一,
出席 齋藤友克,西沢清子,近藤祐史,野呂正行,横山和弘,
代表会員 伊藤雅明,竹島卓,北本卓也,佐藤洋祐,沢田浩之
白柳潔,野田松太郎

委任状提出 中川重和,穴井宏和,平野照比古,加古富志雄,
代表会員 牧野潔夫
通常総会を開会するにあたって,日本数式処理学会会長野田松太郎は, 出席代表会員17名,委任状を提出した代表会員5名である事を確認した. また,総会定足数は,会則32条に定められた総代表会員数18名,代表会員では ない理事4名の過半数12名である事を確認した.

会則29条の定める所により通常総会議長として午後1時00分総会の開会を宣言した.
なお会則33条の定める所により一般会員は, 総会に出席し意見を述べることができる旨付け加えた.



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第1号議案 選挙管理委員会報告

高橋正 選挙管理委員長

  1. 選挙公示
  2. 選挙管理委員会は, 2005年12月28日会議を開き代表会員選挙公示を決定した.公示方法は, 学会webページならびに「数式処理」 第12巻2号において選挙公示をすることとした.

    日本数式処理学会代表会員選挙公示

    代表会員選挙管理委員会 0701号

    代表会員選挙管理委員会は, 代表会員選挙規定により下記の事項を公示いたします.

    立候補届出締切日 2006年1月29日から2006年2月3日
    届出場所 election@jssac.orgへのメール
    もしくは文書で 選挙管理委員長宛提出
    選挙管理委員長宛は,
    〒657-8501 神戸市灘区鶴甲 3-11
    神戸大学発達科学部 数理情報教室 高橋 正宛
    立候補届出必要書類 氏名,住所,連絡先,電話番号,メールアドレス を記載したもの
    投票用紙の配布 2006年2月4日から2006年2月6日の間
    投票開始日 2006年2月7日
    投票締切日 2006年2月16日(消印有効)
    投票形式 選挙管理委員会交付の葉書 による5名連記の投票用紙に記載する
    開票日 2006年2月20日
    第8期代表会員の任期 2006年4月1日〜2008年3月31日
    第7期代表会員の定数 20名
    以上により第8期代表会員の立候補を受け付けます.
    2005年12月28日
    代表会員選挙管理委員会
    委員長 高橋 正

  3. 当選人の確定
  4. 立候補の〆切の後,選挙管理委員会は次のような決定をおこなった.

    第8期日本数式処理学会代表会員選挙公報

    代表会員選挙管理委員会 0702号

    2006年2月3日24時, 第8期日本数式処理学会代表会員選挙管理委員会は立候補受付を終了した.
    1. 立候補者名
    2. 立候補者は次のとおりである.

      立候補届け出順
      氏名所属
      中川重和倉敷芸術科学大学
      元吉文男産業技術総合研究所
      高橋正神戸大学
      藤本光史福岡教育大学
      関川浩NTT コミュニケーション科学基礎研究所
      村尾裕一電気通信大学
      齋藤友克AlphaOmega Inc.
      西沢清子城西大学
      近藤祐史詫間電波工業高等専門学校
      野呂正行神戸大学
      横山和弘立教大学
      伊藤雅明広島大学
      竹島卓富士通研究所
      穴井宏和富士通研究所
      北本卓也山口大学
      佐藤洋祐東京理科大学
      沢田浩之産業技術総合研究所
      白柳潔NTT コミュニケーション科学基礎研究所

    3. 候補者の確定
    4. 18名の立候補者で確定いたしました.

    5. 投票の不実施
    6. 立候補者数が代表会員の定員20名に達しておりませんので, 選挙は投票を実施致しません.

    7. 当選人の確定
    8. 立候補者全員の当選が確定いたしました.

    2006年2月6日
    代表会員選挙管理委員会
    委員長 高橋 正

    委員長は,日本数式処理学会代表会員選挙規定第15条により当選人を確定した旨 理事会に対し2006年2月6日報告した.同日,当選人に対し当選を通知した.

  5. 代表会員の定数不足
  6. 日本数式処理学会選挙規定 第 16 条[代表会員の定数不足]により 代表会員選挙管理委員会は, 選挙の結果当選者が定められた代表会員の定数に達していないことを報告する.

    第8期代表会員18名は,選挙規定第17条に定められた補充は必要ない旨宣言する.

選挙管理委員会の報告に対し質疑応答の結果, 全会一致で第8期代表会員選挙の報告が承認された.

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第2号議案 第8期会長選挙

  1. 第8期会長選出
  2. 代表会員 高橋正は,共同提案者14名(高橋正,齋藤友克,竹島卓,関川浩, 中川重和,佐藤洋祐,村尾裕一,白柳潔,近藤祐史,北本卓也, 穴井宏和,野呂正行,元吉文男,沢田浩之)を代表して第8期会長に 西沢清子代表会員を推薦する.なお被推薦者は推薦を同意している.

審議の結果満場一致で西沢清子代表会員が第8期の会長として選出された.

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第3号議案 第8期理事,監事選挙

  1. 推薦
  2. 西沢清子代表会員より以下の役員推薦議案が提出された.

    推薦理由

    理事等の推薦の基本的方針は,第8期の運営方針との整合性も考慮し, 学会の委員会等を下記のように構成する.
    1. 理事長職を設置する
    2. 副会長は空席とする
    3. 無任所の理事は設置しない
    4. 分科会を設置する
    5. 分科会の代表は理事とする
    6. 設置する分科会は以下の3分科会とする
      • 教育分科会
      • 基礎理論分科会
      • システム分科会
    7. 設置する委員会は下記のようにする
      • 総務委員会
      • 広報委員会
      • 大会運営委員会
      • 分科会連絡委員会
      • 編集委員会
    8. 設置する委員会の委員長と編集委員会の副委員長は理事とする.

    以上の点をふまえて次の会員を理事ならびに監事に推薦する.

    役職職務分担氏名
    理事長齋藤 友克
    総務理事関川浩
    理事分科会運営委員長高橋正
    理事編集委員長野呂正行
    理事大会運営委員長佐藤洋祐
    理事広報委員長村尾裕一
    理事基礎理論分科会代表白柳潔
    理事教育分科会代表(兼務)高橋正
    理事システム分科会代表(兼務)野呂正行
    理事第15回大会委員長(兼務)佐藤洋祐
    理事第16回大会委員長(兼務)中川重和
    理事編集副委員長沢田浩之
    理事大会運営副委員長中川重和
    監事竹島卓
    監事元吉文男
    なお被推薦者は推薦を同意している.

審議の結果満場一致で推薦された代表会員が理事,監事に選出された.

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第4号議案 2005年度事業報告

  1. 総括報告
  2. 野田松太郎 会長

    2005年度の数式処理学会の活動を会長として総括する.

    2004年度の報告にも触れたが,以前からの学会の大きな問題であった 会員数の増加に関しては,残念ながら逆の結果をたどらざるを得なかった. 国内外ともであるが,学会の会員数は減少している.国内においては, この傾向は学会の大小を問わず顕著である.特に,本学会のように, 基礎研究の応用を考えようとする場合に, 企業の研究所は実利的研究を中心にしており, 大学においても基礎研究に重きを置くことが困難になってきている. 本学会の場合,知名度が今ひとつであること, 大学院生を多くかかえる大学の研究者が少ないこと, 会員が会員であることによって目に見えての益を十分に明示し得ないこと 等により,急激な会員数増は望めない. ここ数年にわたる会員数の減少傾向に対しする手段を今後は講じていく 必要があるだろう. 例えば,ACMに見られるような出版活動やWeb利用の宣伝活動, 研究者の業績確保のために厳正な審査に基づく論文誌の充実, 若手会員のための研究費支援等の施策である.

    大会開催,出版活動等はそれなりに予定に対して活動しているといえる. これら両面において,重要なことは,なによりも内容の充実である. 大会発表の優秀論文の表彰制度の導入は,特に若手研究者に対して, 今後の学会発表に対する励みにもなる.論文誌の場合は, 特集的誌面が多かった.特集の場合は,寄稿的な文以外は, 適正な著者の選択や,必ずしも厳しすぎる必要はないが, 厳正な査読制度の導入が必須である.一般投稿論文の査読にも同じことが言える. 特に,最近は国内外で論文に対する評価の在り方に目が向けられているので, どこから見られても恥ずかしくない論文を多く掲載していくことが必要だろう.

    主催者として参加した国際会議は,ACA'2005とASCM'2005である. 前者の報告は別にも行うが,7月31日に登録,8月1日から3日までの三日間, 奈良女子大で開催した.組織委員会,実行委員会は学会員も加わってはいたが, 別に作って運営していた.会議参加者は大いに満足して帰国していった. せっかくのチャンスだったが, 国内の参加者があまり多くなかったのは残念だったし, 今後の研究活動に関して危惧の念をいだいた.これが暑い時期であったが, ASCM'2005の方は,非常に寒い韓国・ソウルで開催された.こちらも, 恒常的な主催は中国科学院と日本数式処理学会ということになっているが, 今回も学会としてよりは,個人としての取り組みが主になっていた. 近いとはいえ外国での開催なので, 国内からの参加者も多いとは言えないものの,まずまずというところで, 随所で日本の研究者に出会えた.次々回(2009年) が日本開催なので, 学会としても,現在のレベルを大きくこえて積極的に取り組むようにして欲しい.

    以上が,主だった反省を込めた総括事項である.

  3. 2005年度理事会報告
  4. 齋藤友克 総括理事

    2005年度の理事会の議決は,総計11議決である.正式な議事録の公開は, 議決後に発行される学会誌「数式処理」に速やかに掲載している. また,議事録の全文は,決定の直後に学会のWebページの議事録の項に 掲載している(但し,退会者の氏名は掲載せず会員番号のみの掲載である). 会員の入退会ならびに会費免除の議決をのぞく2005年度の理事会の 議決は,下記の6議決である.

  5. 会員状況報告
  6. 関川浩 会員担当理事

    会員数

    2006年3月31日現在の会員総数は,303名である. 会員種別内訳は下記のようになっている.
    正会員 262名
    学生会員 30名
    名誉会長 1名
    名誉会員 4名
    会費免除会員5名
    賛助会員 1名
    総計 303名

  7. 編集委員会報告
  8. 佐藤洋祐 編集委員長

    2005年度学会誌の発行状況は,以下の通りである. 当初の活動計画では年4号を予定していたので, 12巻3号の発行が若干遅れたもののほぼ計画通りに発行された. 各号の内容は以下の通りである. 投稿論文が大変少ない状況である.会員各位の積極的な論文投稿をお願いしたい.

  9. 広報委員会報告
  10. 村尾裕一 広報委員長

    1. サーバの稼働状況
    2. 従来と同じ状況で順調に稼動している. アカウントを所有している人数は17名である. 各種委員会の運営の為稼働しているメーリングリストは7個である.
      ML名目的
      congress07代表会員の議論ならびに議決のため
      director07理事の議論ならびに理事会議決のため
      editor07 編集委員会の議論ならびに議決のため
      pr07 広報委員会の議論ならびに議決のため
      journal 「数式処理」編集作業のため
      tech webページ編集作業のため
      sty jssac.sty 編集のため

      アクセス記録を分析したところ, アクセス全体はやや増加, 不正アクセスはやや減少している.
    3. ドメイン名の維持・管理
    4. 毎年6月頃に更新が必要である. 現在は,諸処の事情により個人的なカード決裁となっている.
    5. 大会発表申込みのオンライン登録
    6. 大会での発表の申込みを, 本会WEBページ上からオンラインでも登録することができるようにした.
    7. 学会誌掲載論文のオンライン化
    8. 実施には,著作権に関連し慎重な検討が必要だが, 一般的な学会運営にならいオンラインでの公開を進めることの了解が 総会で得られている.これに基づき,一定期間の経過した過去の会誌掲載論文の WEBページ上での公開を進めている.
    9. WEBページへの公募情報の掲載
    10. 教員公募の当学会を通しての広報の依頼があった. 学会誌への掲載と歩調を合せ,試験的に掲載を行っている. 受け入れを制度化するための検討材料という位置付けである.
    11. 学会員へのアカウントの発行
    12. 対処すべく,利用規定(案)を作成したが,実際には, 申込みが非常に限られているため,策定までには至っていない.
    13. 会員向け情報を発信するためのメーリングリストの運用
    14. 現在の名簿に掲載されていメールアドレスには, 無効なものが多数含まれている.そのため, メーリングリストへの登録方法や運用形態およびそれに必要な作業量を 慎重に検討する必要がある.
  11. 学術的会合
  12. 野呂正行 大会運営委員長

    1. 日本数式処理学会第14回大会
    2. 第14回大会を,次の日時および場所で開催した.
      日時2005年6月15日(水) 〜 17日(金)
      場所広島大学学士会館
      参加者数約40名
      内容一般講演(15件),特別講演(2件)
      和田英一先生ならびに渡辺隼郎先生を日本数式処理学会名誉会員に推挙する 式典および,両先生による記念講演会が行われた. また, 大会における発表により, 長坂耕作氏が2005年度奨励賞受賞者と決定した(6月30日).
    3. ACA'2005報告
    4. 野田松太郎 ACA'2005実行委員長

      日時2005年7月31日(日) 〜 8月3日(水)
      場所奈良女子大学
      参加者数120名
      内容講演数14セッション 100件

各担当者による2005年度事業報告に対し質疑応答の結果, 全会一致で2005年度事業報告は承認された.

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第5号議案 2005年度会計報告

高橋正 会計担当理事

  1. 収入の部
  2. 項 目予 算決 算適 用
    前年度繰越金2,166,5222,166,522  
    会 費1,000,0001,103,560  
    そ の 他07,566 学会誌販売他
    合 計3,166,5223,277,648  
  3. 支出の部
  4. 項 目細 目予 算決 算 金 額
    大 会 費 用 100,000 130,622 
     大会会場費   0
     会場茶菓費   9,869
     会場移動費   17,970
     事務局参加費   38,833
     大会雑費   63,950
    数式処理発行費用 1,450,000 1,282,922 
     印刷費(4号分)   931,475
     運搬費   250,647
     在庫管理費   100,800
    事務局・交通費 230,000 313,487 
     事務代行費   200,000
     交通費   87,000
     通信費   5,320
     雑費   21,167
    小 計 2,030,000 1,727,031 
    次年度繰越金 1,136,522 1,550,617 
    合 計 3,166,522 3,277,648 

    決算は当該年度の確定した支出を計上している. そのため2004年度に施行された事業であっても請求が 2005年度になされたものは2005年度に計上している. 同様に 2005年度施行にもかかわらず計上されないものがある.

  5. 監査報告
  6. 西沢清子・牧野潔夫 監事

    この会計報告に対し,監事の西沢清子・牧野潔夫より監査報告として
    日本数式処理学会監事 牧野潔夫は, 2005年度における日本数式処理学会の経理元票ならびに会計帳簿を精査した結果, 会計処理が適正であることを日本数式処理学会2006年度通常総会に報告する.
    が報告された.

2005年度会計報告に対し質疑応答の結果,全会一致で2005年度会計報告は承認された.

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第6号議案 2006年度事業計画

  1. 第8期運営方針
  2. 1992年4月25日に設立され,今期で15年を迎えるあたって 「数式処理」Vol.1 no.1 を読み返しました.
    一松先生,佐々木先生,小林先生の創刊号に寄せる御言葉, そして設立の経過報告は意味深いものがあります.
    とくに一松先生の巻頭言は簡にして要を得ていると思います. そこで今後2年間の『学会運営基本方針』としては,次の3本を挙げます.
    1. 会員の増加,広報の充実.
    2. 大会参加者の増加.
    3. 学会誌としての位置付け(掲載の評価基準の再考等).

    1.1 会員数問題

    ここ4年間会員数は単調減少しています. 今後2年間の方針としては,会員数を増やす事は最優先事項です. 新しい分野の人がもっと入れるような状況を作ることが肝要です. 例えば「数式処理による理科数学教育分野の試み」等は 現在文科省が押し勧めているSPPとはリンクする思います. 中等教育担当者の取り込みをはかる事が出来ればいいと思います.

    この点広報活動の充実は欠かせません.教育部会の設置等が考慮されます.

    1.2 奨励賞等

    大会の参加者も減少しております. 昨年から始めた新人奨励賞は若手の会員確保のためにも 継続することに意味があると考えます. 職の情報提供等何らかの会員の利益方向性も打ち出す必要があります.

    1.3 学会誌

    「数式処理」も基本に立ち帰って各種別の区分の明確化を計ることも 急務かも知れません.「数式処理」への投稿の活発化をどうするか? 年4回の発行は維持できるか? 等の問題,また投稿規定の見直しは7期に引続き検討する必要性があります.

  3. 定例事業計画

2006年度事業計画に対し質疑応答の結果, 全会一致により2006年度事業計画は承認された.

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第7号議案 2006年度予算案

西沢清子新会長

  1. 収入の部
  2. 項 目金 額適 用
    前年度繰越し金1,550,617 
    会費収入 1,000,000 
    雑 収 入 0 
    合 計 2,550,617 
  3. 支出の部
  4. 項 目金 額適 用
    大 会 費 用100,000  
    数式処理発行費用500,000 Vol.12 (No.3,4)
    数式処理発行費用1,000,000 Vol.13 (No. 1,2,3,4)
    事 務 局 費230,000 事務手数料事務局交通費を含む
    雑 費 用250,000 通信費等
    次年度繰越し470,617  
    合 計2,550,617  

2006年度予算案に対し質疑応答の結果,全会一致で予算案は承認された.

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午後3時議長野田松太郎は,全ての議事が終了した旨確認し会議の閉会を宣言した.

2006年4月22日
日本数式処理学会
2006年通常総会議長
野田松太郎

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