2019年度定時社員総会を下記により開催した.
本総会は定款40条を適用し書面によって議決権を行使することができることとする.
- 開催場所
- 立教大学
- 東京都豊島区西池袋3-34-1
- 開催日時
- 2019年6月1日16時15分~17時00分
- 会議終了時の出席者数,定足数等
議決権のある当法人社員(代表会員)総数 21名 議場出席代表会員 14名 議決指示書提出代表会員 7名 議決権の総数 21個 一般会員の出席者 7名 - 出席代表会員
- 大墨礼子,藤村雅代,藤本光史,近藤祐史,濱田龍義, 関川浩,木村欣司,長坂耕作,照井章,大橋真也,小原功任, 横山俊一,中村泰之,野呂正行
- 議決指示書提出代表会員
- 鍋島克輔,横山和弘,岩根秀直,中川重和,穴井宏和,松本茂樹,白柳潔
- 出席理事
- 濱田龍義,藤村雅代,関川浩,大墨礼子
- 出席監事
- 野呂正行
- 総会議長 関川浩
- 議事録作成者 大墨礼子
- 議長の選出
- 一般社団法人日本数式処理学会 会長 関川浩は, 定款38条により2019年度定時社員総会議長に就任した.
- 定足数の確認
- 総会開催に必要な社員(代表会員)の定足数は, 定款38条に定められた総社員数の過半数11名であり, 本会の出席社員(代表会員)数は21名で定足数を満たしている事を確認した.
- 開会の宣言
- 一般社団法人 日本数式処理学会 会長 関川浩は, 定款38条により2019年度定時社員総会議長となり16時15分総会の開会を宣言した.
目次
2017年度事業は,これまでの活動を継承し,学会の基本的活動である学会誌の 出版と研究発表会の開催等を中心に活動を行った. 学会誌の出版においては,『数式処理』および『C.JSSAC』が発行され,研究発表会については,大会 ,合同分科会,分科会主催のワークショップを開催した.
2018年度(2019年度社員総会開催まで)の理事会は,下記の定時理事会4回,臨 時理事会10回である. 正式な議事録は議決後に発行される学会誌『数式処理』に速やかに掲載している. また,議事録の全文は,決定の直後に学会のWebページの議事録の項に掲載している (但し,退会者の氏名は掲載せず会員番号のみの掲載である). また,一般社団法人に移行した関係で電子的投票は全理事の賛成と監事の異議 申し立てがないことが議決の要件になっている. 定時理事会は3ヶ月に1回の割合で開催した.
代表理事選定,副会長選定.
会費免除承認,大会報告.
委員長の任命.
最優秀賞は該当なし,若手研究者賞を石原侑樹氏に授与すると決定.
常任委員船員.
大会プログラム委員長の選任承認,数式処理編集委員の選任承認,分科会連絡委員の選任承認,システム分科会運営委員の選任承認,教育分科会運営委員の選任承認,「女子中高生夏の学校2018」参加報告.
Communications of JSSAC編集委員の選任承認,広報委員の選任承認,理論分科会運営委員の選任承認,Mathematica分科会運営委員の選任承認.
第29回大会の開催地決定.
第29回大会の日程決定.
常任委員会議決承認,日本工学教育協会イベント協賛承認,第29回大会の実行委員長承認, 定款改定発議,代表会員選出規定改定,名誉会員推挙.
2019年度暫定予算案.
2019年度定時社員総会開催.
会費免除承認,退会報告.
定款改定発議.
会員種別 | 2019年3月末 | 2018年3月末 | 2017年3月末 | 2016年3月末 |
---|---|---|---|---|
正会員 | 298名 | 302名 | 314名 | 325名 |
学生会員 | 28名 | 27名 | 26名 | 27名 |
名誉会長 | 2名 | 2名 | 2名 | 2名 |
名誉会員 | 7名 | 5名 | 5名 | 5名 |
会費免除会員 | 24名 | 23名 | 21名 | 18名 |
賛助会員 | 4名 | 4名 | 3名 | 3名 |
総計 | 363名 | 363名 | 371名 | 380名 |
第27回大会を,次の日時および場所で開催した.
日時 | 2018年6月8日(金)~6月10日(日) |
場所 | 福岡教育大学 |
参加者数 | 35名 |
内容 | 一般講演(16件 内奨励賞対象講演5件), チュートリアル(1件) |
また,2018年度の若手研究者賞受賞者は石原侑樹氏となった.
2018年度理論分科会&システム分科会合同分科会を次の日時及び場所で開催した.
日時 | 2018年9月8日(土)〜9日(日) |
場所 | 東京理科大学神楽坂キャンパス2号館224教室 |
参加人数 | 24名 |
内容 | 一般講演(9件) |
第14期第1回ワークショップをを次の日時及び場所で開催した.
日時 | 2019年2月24日(土) |
場所 | 神戸大学鶴甲第2キャンパス発達科学部B棟B104 |
参加人数 | 15名 |
内容 | 6件のセッション(話題提供および質疑応答・議論) |
2018年度秋に関西ワークショップの開催を計画していたが諸事情により開催できなかった.
2018年度の学会誌「数式処理」の発行状況は,以下の通りである.
巻 | 号 | 発行日 | ページ数 | 特集内容 |
---|---|---|---|---|
Vol.24 | No.2 | 2018年5月 | 109ページ | 合同分科会報告 |
Vol.25 | No.1 | 2019年1月 | 128ページ | 大会報告,合同分科会報告 |
C.JSSAC Vol.3を発行した.また,C.JSSACへの論文投稿条件を学会誌『数式処理』と 同様にすることを決定した. 具体定期には,数式処理学会誌登校規定3条1項にある 「ただし,編集委員会が特別に認めた場合はこの限りではありません」という項目をC.JSSAC にも付随することとした. これにより学会員以外からの価値ある論文の投稿を受理することが可能となった.
学会の情報発信として,学会ホームページの運用を行っている.
一昨年度,英文のトップページの公開を行い,昨年度の課題として,英文ページの充実を挙げていたが,
達成できていない.また,会員メーリングリストの創設が決定され,広報委員会がその準備を行うことになったが実現できていない.そして,学会のロゴ作成の依頼があり,現在考案中である.
2015年11月よりVPSレンタルサーバにて運用している. アカウントを所有している人数は21名である. 各種委員会の運営用のメーリングリストは14個である.
ML名 | 目的 |
---|---|
congress14 | 代表会員の議論ならびに議決のため |
director14 | 理事の議論ならびに理事会議決のため |
executive14 | 常任委員会の議論ならびに運営のため |
bulletin14 | 編集委員会の議論ならびに議決のため |
cjssac14 | C.Jssac編集委員会の議論ならびに議決のため |
prog14 | 大会プログラム委員会の議論ならびに議決のため |
pr14 | 広報委員会の議論ならびに議決のため |
modulate14 | 分科会運営の議論ならびに議決のため |
system14 | システム分科会の議論ならびに運営のため |
theory14 | 理論分科会の議論ならびに運営のため |
education14 | 教育分科会の議論ならびに運営のため |
journal | 「数式処理」編集作業のため |
tech | webページ編集作業のため |
sty | jssac.sty 編集のため |
2018年度のサーバへのアクセス数は 558,718 件,
不正アクセス数は,66,283 件であった.
参考までに、2017年度のサーバへのアクセス数は 461,496 件,
不正アクセス数は,7,440 件であった.
本サービスは, 募集者からの事務局への依頼に基づき試験的に開始したものである. 2018年度は,2件の依頼があり掲載した.
毎年6月頃に更新が必要である. 2016年度より,サーバと同じ会社に管理を移管した.
「2018 女子中高生夏の学校~科学・技術・人との出会い~」に参加し, 日本数式処理学会の活動の紹介などを行った.
日時 | 2018年8月9日(木)~8月11日(土) |
場所 | 独立行政法人国立女性教育会館(埼玉県比企郡) |
主催 | 特定非営利活動法人女子中高生理工系キャリアパスプロジェクト,独立行政法人国立女性教育会館 |
共催 | 男女共同参画学協会連絡会,日本学術会議 等 |
参加者 | 大橋真也,木村欣司,照井章,藤村雅代 |
主な活動内容 | ポスター展示およびキャリア・進学懇談 |
項 目 | 予 算 | 決 算 | 摘 要 |
---|---|---|---|
前年度繰越金 | 2,257,329 | 2,257,284 | |
会 費 | 1,300,000 | 1,244,000 | |
雑収入他 | 500 | 11 | |
合 計 | 3,557,829 | 3,501,295 |
項 目 | 細 目 | 予 算 | 決 算 | 金 額 |
---|---|---|---|---|
大 会 費 用 | 100,000 | 15,240 | ||
茶菓 | 15,240 | |||
分科会費用 | 380,000 | 300,064 | ||
システム | 45,224 | |||
教育分科会 | 24,840 | |||
Mathematica分科会 | 230,000 | |||
理論分科会 | 0 | |||
数式処理発行費用 | 900,000 | 565,650 | ||
印刷費(Vol.24 No.2) | 266,760 | |||
印刷費(Vol.25 No.1) | 237,546 | |||
数式処理発送(Vol.24 No.2) | 31,014 | |||
数式処理発送(Vol.25 No.1) | 30,330 | |||
広報費 | 37,000 | 35,692 | ||
VPS | 10,692 | |||
男女共同参画分担金 | 5,000 | |||
女子中高生夏の学校 | 10,000 | |||
雑費用 | 100,000 | 36,543 | ||
通信費 | 22,180 | |||
会議費 | 780 | |||
ドメイン登録料 | 1,852 | |||
雑費 | 11,731 | |||
運営諸経費 | 300,000 | 194,400 | ||
決算料 | 194,400 | |||
事務代行費 | 200,000 | 216,000 | ||
租税公課 | 0 | 70,000 | ||
法人都民税 | 70,000 | |||
小 計 | 2,187,000 | 1,433,589 | ||
次年度繰越金 | 1,370,829 | 2,067,706 | ||
合 計 | 3,357,829 | 3,501,295 |
なお,2019年度総会終了後に,税理士より2018年度頭の繰越金転記ミスの指摘がされたため,前年度繰越金を 2,257,329から2,257,284に,次年度繰越金を2,067,751から2,067,706に訂正した.
会計報告に対し,監事の白柳潔・野呂正行より以下の監査報告があった.
一般社団法人日本数式処理学会監事平野照比古,野呂正行は, 2018年度における一般社団法人日本数式処理学会の経理原票ならびに 会計帳簿を精査した結果, 会計処理が適正であることを一般社団法人日本数式処理学会 2019年度定時社員総会に報告する.
2018年度会計報告に対し質疑応答の結果,全会一致で2018年度会計報告は承認された.
2019年度事業計画は,2018年度事業と同様に,学会の基本的活動である学会誌 の出版と研究発表会の開催を中心に活動を行う. また,研究発表の質の向上および若手研究者の育成について も引き続き方策の検討を行う.
第29回大会は,甲南大学で開催する.(理事会14010号)
日時 | 未定 |
場所 | 甲南大学 |
大会委員長 | 高橋正 |
教育分科会に関しては,第14期第2回(2019年8月19日)と第3回(日付未定)のワークショップを神戸地区で予定している.Mathematica分科会に関しては,分科会の開催を関東または関西地区で1回程度を計画している. 理論分科会とシステム分科会は2019年10月19日,20日に合同で研究会の開催を予定している.
「数式処理」発行予定数は次の2冊とする.
巻 | 号 | 発行日 | 特集内容 |
---|---|---|---|
Vol.25 | No.2 | 2019年7月発行予定 | 分科会報告特集 |
Vol.26 | No.1 | 2020年1月発行予定 | 第28回大会報告特集 |
「Communications of the Japan Society for Symbolic and Algebraic Computation」発行予定数はVol.4の1冊とする.
広報委員会は以下の事業を予定している.
2019年度事業計画に対し質疑応答の結果, 全会一致により2019年度事業計画は承認された.
項 目 | 金 額 | 摘 要 |
---|---|---|
前年度繰越し金 | 2,067,706 | |
会費収入 | 1,300,000 | |
雑 収 入 | 500 | |
合 計 | 3,368,206 |
項 目 | 金 額 | 摘 要 |
---|---|---|
大 会 費 用 | 100,000 | |
分科会費用(4分科会) | 380,000 | |
数式処理発行費用 | 600,000 | Vol.25 (No.2),Vol.26(No.1) |
広報費 | 41,000 | レンタルサーバ費,「女子中高生夏の学校」費用等 |
雑 費 用 | 100,000 | 通信費等 |
運営諸経費 | 400,000 | 税理士費用,登記費用 |
事務代行費 | 200,000 | |
租税公課 | 70,000 | |
次年度繰越し | 1,477,251 | |
合 計 | 3,368,251 |
なお,2019年度総会終了後に,税理士より2018年度頭の繰越金転記ミスの指摘がされたため,前年度繰越金を 2,067,751から2,067,706に,次年度繰越金を1,477,251から1,477,206に訂正した.
暫定予算 参考のため2019年4月26日に臨時社員総会により議決された暫定予算は下記の ようになっている. なお,暫定予算は,2019年度本予算に含まれている.
2019年度通常総会開催される日時までに必要な 経費は以下の通り.
項目 金額 摘要 税理士費用 260,000円 租税公課 70,000 雑費用 60,000円 広報費 10,000円 大会費 50,000円 合計 450,000円
2019年度予算案に対し質疑応答の結果,全会一致で2019年度予算案は承認された.
定款第1条および第15条を下記のように改定することを提案する.
第1条 この法人は一般社団法人日本数式処理学会と称する。本会の英文名は Japan Society for Symbolic and Algebraic Computation(略称JSSAC)とする。
第15条 この法人の代表会員は,10名以上30名以内とし,この範囲内で代表会員の定数は社員総会で決定をする。
定款改定の理事会提案に対し質疑応答の結果,一般社団法人日本数式処理学会 社員総会は, 定款改定を満場一致で承認した.
一般社団法人日本数式処理学会理事会は,2019年3月13日の定時理事会(理事会 14010号)において「日本数式処理学会名誉会員及び名誉会長に関する規程」 第9条第4,5項に基づき平野照比古会員を 名誉会員とすることを提案する. なお,平野照比古会員はこの推薦に同意している.
平野照比古会員は,本学会創設当初より長きにわたり役員,評議員,代表会員を
務められるとともに,数学的な視点からの研究により数式処理の発展に貢献された.
以上の功績により名誉会員に推薦する.
名誉会員推薦の理事会提案に対し質疑応答の結果,一般社団法人日本数式処理学会
社員総会は,
平野照比古会員の名誉会員推挙を満場一致で承認した.
2019年6月1日をもって平野照比古会員を名誉会員とする
以上の決議を明確にするため,この議事録を作成し, 議長,出席理事,出席監事がこれに記名押印する.
2019年6月1日 | ||
一般社団法人 日本数式処理学会 | ||
2019年度定時社員総会 | ||
議長・会長 | 関川浩 | 印 |
理事 | 濱田龍義 | 印 |
理事 | 藤村雅代 | 印 |
理事 | 大墨礼子 | 印 |
監事 | 白柳潔 | 印 |
監事 | 野呂正行 | 印 |
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