一般社団法人 日本数式処理学会2013年度定時社員総会


2013年度定時社員総会を下記により開催した.

本総会は定款40条よる書面によって議決権を行使することができることとする.



目次


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第1号議案 2012年度事業報告

  1. 総括報告

    高橋正 会長

    2012年度は,各種委員会の設置に手間取り初動が遅れました. この遅れは2013年度中には取り返す予定です. このことは,これまでも繰り返してきましたが,今後は,執行部の 交代時期においても,円滑な初動体制を整えるようにいたします.

    1. 理事会議決

      関川浩 理事

      2012年度(2013年度社員総会開催まで)の理事会議決は総計13である. 正式な議事録は議決後に発行される学会誌「数式処理」に速やかに掲載してい る. また,議事録の全文は,決定の直後に学会のWebページの議事録の項に 掲載している(但し,退会者の氏名は掲載せず会員番号のみの掲載である). また,一般社団法人に移行した関係で電子的投票は全理事の賛成と 監事の異議申し立てがないことが議決の要件になっている. 定時理事会は3ヶ月に1回の割合で開催した.

      • 2012年6月定期理事会(理事会11001号)

        代表理事選定,会長,副会長選定.

      • 理事会臨11001号

        最優秀奨励賞,奨励賞ともに該当なし.

      • 理事会臨11002号

        第23回大会を徳島大学で開催.

      • 理事会臨11003号

        各委員会の委員選任.

      • 理事会臨11004号

        ISSAC2014後援.

      • 2012年9月定期理事会(理事会11002号)

        役員登記変更,20周年記念CD作成完了,退会報告.

      • 2012年12月定期理事会(理事会11003号)

        イベント協賛,臨時総会開催,Mathematica分科会運営委員会委員の選任.

      • 理事会11004号

        事務所移転.

      • 理事会臨11005号

        第22回大会日程,大会委員長.

      • 2012年3月定期理事会(理事会11005号)

        入会,会費免除承認,退会報告.

      • 理事会臨11006号

        会費免除承認,退会報告.

      • 理事会臨11007号

        入会,2013年度通常総会開催される日時までに必要な経費.

      • 理事会臨11008号

        定時社員総会開催決議.

  2. 会員状況報告

    関川浩 理事

    2013年3月31日現在の会員総数は,388名である. 会員種別内訳は下記のようになっている.
    会員種別2013年3月末2012年3月末 2011年3月末
    正会員 339名 352名 365名
    学生会員 28名 28名 26名
    名誉会長 1名 1名 1名
    名誉会員 5名 4名 4名
    会費免除会員 12名 9名 8名
    賛助会員 3名 3名 3名
    総計 388名 397名 407名
  3. 学術的会合
    1. 一般社団法人日本数式処理学会第21回大会

      藤本光史プログラム委員会委員長

      第21回大会を,次の日時および場所で開催した.

      日時2012年6月8日(金)~10日(日)
      場所山口大学
      参加者数約25名
      内容一般講演(12件 内奨励賞対象講演1件),分科会企画講演(4件)

      また,奨励賞選考委員5名と会場の審査票を1名分として検討の結果,最優秀奨励 賞,奨励賞ともに該当なしが相当であるとの提案を行った.

    2. システム分科会・基礎理論分科会会活動報告

      木村欣司システム分科会委員長・藤村雅代基礎理論分科会委員長

      第5回システム分科会と基礎理論分科会を次の日時および場所で合同で開催した.

      日時2012年12月27日(木)〜28日(金)
      場所京都大学工学部総合校舎111講義室
      参加人数37名
      内容招待講演(6件),一般講演(3件)
    3. 教育分科会・システム分科会・基礎理論分科会会活動報告

      大橋真也分科会連絡委員長・木村欣司システム分科会委員長・ 藤村雅代基礎理論分科会委員長・中村泰之教育分科会運営委員長

      東北地区合同分科会を次の日時および場所で合同で開催した.

      日時2013年1月26日(土)〜27日(日)
      場所仙台文化カルチャーセンタ602号室
      参加人数30名
      内容分科会合同企画シンポジウム:招待講演(2件)
      基礎理論+システム分科会:招待講演(3件),一般講演(1件)
      教育分科会:招待講演(1件),一般講演(1件),パネルディスカッション(1件)
    4. Mathematica分科会活動報告

      高橋正 Mathematica分科会委員長

      第1回日本数式処理学会Mathematica分科会を 次の日時及び場所で開催した.

      日時2012年10月27日(土) 13:00〜18:00
      場所甲南大学 岡本キャンパス(兵庫県神戸市東灘区)
      参加人数30名
      内容チュートリアル(4件),講演(2件)
  4. 数式処理編集委員会報告

    屋並仁史 数式処理編集委員長

    2012年度学会誌の発行状況は,以下の通りである.

    「数式処理」19巻1号2012年 11月刊行 56ページ

    19巻2号は発行が遅れ,2013年4月発行となった.

  5. C.Jssac編集委員会報告

    澤田浩之 C.Jssac編集委員長

    投稿論文が集まっておらず,Vol.2を発行できていない.

  6. 広報委員会報告

    近藤祐史 広報委員長

    1. 広報委員会概況
      会員からの要望として, 学会ホームページを日本語とともに英文ページとし, 海外への情報発信を行うことが要請された. 広報委員会は,この要請を検討し, 学会ホームページの英文ページを作成することを確認している. 今後,具体的な作業日程を確認し,作業を行う予定である.
    2. サーバーの稼働状況
      従来と同じ状況で順調に稼動している. アカウントを所有している人数は19名である. 各種委員会の運営用のメーリングリストは15個である
      ML名目的
      congress11 代表会員の議論ならびに議決のため
      director11 理事の議論ならびに理事会議決のため
      executive11 常任委員会の議論ならびに運営のため
      bulletin11 編集委員会の議論ならびに議決のため
      cjssac11 C.Jssac編集委員会の議論ならびに議決のため
      prog11 大会プログラム委員会の議論ならびに議決のため
      pr11 広報委員会の議論ならびに議決のため
      modulate11 分科会運営の議論ならびに議決のため
      system11 システム分科会の議論ならびに運営のため
      theory11 理論分科会の議論ならびに運営のため
      education11 教育分科会の議論ならびに運営のため
      mathematica11 Mathematica分科会の議論ならびに運営のため
      journal 「数式処理」編集作業のため
      tech webページ編集作業のため
      sty jssac.sty 編集のため
    3. 日本数式処理学会WEBページへのアクセス数

      2012 年度は,サーバーへのアクセス数は 391,673 件,不正アクセス数は 33,927 件であった.昨年度と比べ,アクセス件数では約 2.3 万件減少し, 不正アクセスは約 7.5 万件の減少となった.

    4. 公募情報の掲載について

      本サービスは, 募集者からの事務局への依頼に基づき試験的に開始したものである. これまでに3 件の情報を掲載した.

    5. ドメイン名の維持・管理

      毎年6月頃に更新が必要である. 諸処の事情により従来どおりに個人的なカード決裁を行っている.

各担当者によるの2012年度事業報告に対し質疑応答の結果, 全会一致で2012年度事業報告は承認された.
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第2号議案 2012年度会計報告

中川重和 理事

  1. 収入の部
    項 目予 算決 算摘 要
    前年度繰越金2,698,3132,698,313
    会 費1,300,0001,322,000
    雑収入他20,000 13,721学会誌販売他
    合 計4,018,3134,034,034

  2. 支出の部
    項 目細 目予 算決 算 金 額
    大 会 費 用 100,000 5,187 
    分科会費用 380,000 371,491 
     システム分科会・理論分科会   100,000
     教育分科会   41,491
     Mathematica分科会   230,000
    数式処理発行費用 900,000 589,437 
     印刷費(Vol.18 No.2)   355,104
     印刷費(Vol.19 No.1)   158,681
     印刷費(Vol.19 No.2)   0
     発送費(Vol.18 No.2)   54,521
     発送費(Vol.19 No.1)   21,131
     発送費(Vol.19 No.2)   0
    C.Jssac発行費用 1,000,000 341,261 
     印刷費(Vol.1)   246,114
     発送費(Vol.1)   95,147
    CD発行費用 200,000 150,851 
     プレス費用   150,400
     送料   451
    運営諸経費 310,000 432,000
    租税公課 70,000 70,000
    雑費用 50,000 23,250 
     通信費   3,406
     会議費   2,190
     ドメイン登録料   1,228
     雑費   18,616
    小 計 3,010,000 1,983,477 
    次年度繰越金 1,008,313 2,050,557 
    合 計 4,018,313 4,034,034 
  3. 監査報告

    平野照比古・村尾裕一監事

    この会計報告に対し,監事の平野照比古・村尾裕一より監査報告として

    一般社団法人 日本数式処理学会監事平野照比古及び村尾裕一は, 2012年度における一般社団法人日本数式処理学会の経理原票ならびに 会計帳簿を精査した結果, 会計処理が適正であることを一般社団法人日本数式処理学会 2013年度定時社員総会に報告する.

    なお,支出には正しく該当品のみ計上されていたものの,学会予算で購入した 物品の領収書に学会とは無関係の物品も含まれていた. 今後は該当品のみの領収書とすることを来年度以降への申し送り事項としたい.

2012年度会計報告に対し質疑応答の結果,全会一致で2012年度会計報告は承認された.
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第3号議案 2013年度事業計画

高橋正 会長

  1. 事業計画概況

    2013年度は,基幹事業である学会誌の発行及び研究会の開催を推進し, 学会の今後の発展を展望するための検討を進める予定である.

  2. 定例事業計画
    1. 学術的会合

      第22回大会は,防衛大学校で開催する.(理事会 臨11005号)

      日時2013年6月7日(金)~ 9日(日)
      場所防衛大学校
      大会委員長藤村雅代

      第23回大会は,徳島大学で開催する.(理事会 臨11002号)

      大会日時,大会委員長は未定である.

    2. 分科会研究会

      理論,システム,教育,Mathematicaの各分科会は独立もしくは協力して 1回以上の研究会を開催する.

    3. 学会誌発行

      「数式処理」発行予定数は次の3冊とする.

      発行日特集内容
      Vol.19No.22013年4月発行予定 第21回大会報告特集
      Vol.20No.12013年8月発行予定 内容未定
      Vol.20No.22013年12月発行予定 第22回大会報告特集
    4. 論文誌発行

      「Communications of the Japan Society for Symbolic and Algebraic Computation」発行予定数はVol.2の1冊とする.


    2013年度事業計画に対し質疑応答の結果, 全会一致により2013年度事業計画は承認された.
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    第4号議案 2013年度予算案

    中川重和 理事

    1. 収入の部
      項 目金 額摘 要
      前年度繰越し金2,050,557 
      会費収入 1,300,000 
      雑 収 入 20,000 
      合 計 3,370,557 
    2. 支出の部
      項 目金 額摘 要
      大 会 費 用100,000
      分科会費用(4分科会)380,000
      数式処理発行費用900,000 Vol.19 (No.2),Vol.20(No.1,2)
      C.Jssac 発行費用350,000 Vol.2
      雑 費 用50,000通信費等
      運営諸経費300,000 決算,登記費用
      租税公課70,000
      次年度繰越し1,220,557
      合 計3,370,557

      暫定予算  参考のため2013年5月17日に臨時社員総会により議決された暫定予算は下記の ようになっている. なお,暫定予算は,2013年度本予算に含まれている.

      2012年度積み残し案件ならびに 2013年度通常総会開催される日時までに必要な経費は, は以下の通り.

      項目金額摘要
      「数式処理」発行費用 300,000円vol.19(No.2)
      税理士費用 260,000円
      租税公課 70,000円
      合計 630,000円

    2013年度予算案に対し質疑応答の結果,全会一致で2013年度予算案は承認された.


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    16時30分一般社団法人 日本数式処理学会2013年度定時社員総会 議長 高橋正は, 全ての議事が終了した旨確認し会議の閉会を宣言した.


    以上の決議を明確にするため,この議事録を作成し, 議長及び出席理事及び出席監事がこれに記名押印する.



    2013年6月8日
    一般社団法人日本数式処理学会
    2013年定時社員総会
    議長・会長 高橋正
    理事    白柳潔
    理事    関川浩
    理事    澤田浩之
    理事    中川重和
    理事    濱田龍義
    監事    平野照比古
    監事    村尾裕一

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