2015年度定時社員総会を下記により開催した.
本総会は定款40条を適用し書面によって議決権を行使することができることとする.
- 開催場所
- つくば市
- 筑波大学
- 開催日時
- 2014年6月6日17時~17時50分
- 会議終了時の出席者数,定足数等
議決権のある当法人社員(代表会員)総数 26名 議場出席代表会員 22名 議決指示書提出代表会員 4名 議決権の総数 26個 一般会員の出席者 5名 - 出席代表会員
- 高橋正,齋藤友克,長坂耕作,関川浩,近藤祐史, 藤村雅代,大橋真也,野呂正行,横山和弘,木村欣司, 平野照比古,大墨礼子,穴井宏和,濱田龍義,中村泰之, 白柳潔,澤田浩之,藤本光史,岩根秀直,中川重和, 鍋島克輔,村尾裕一
- 議決指示書提出代表会員
- 松本茂樹,小原功任,屋並仁史,金子真隆
- 出席理事
- 高橋正,野呂正行,中川重和,関川浩,澤田浩之,濱田龍義, 大墨礼子,藤村雅代,木村欣司
- 出席監事
- 平野照比古,穴井宏和
- 総会議長 高橋正
- 議事録作成者 関川浩
- 議長の選出
- 一般社団法人日本数式処理学会 会長 高橋正は, 定款38条により2015年度定時社員総会議長に就任した.
- 定足数の確認
- 総会開催に必要な社員(代表会員)の定足数は, 定款38条に定められた総社員数の過半数14名であり, 本会の出席社員(代表会員)数は26名で定足数を満たしている事を確認した.
- 開会の宣言
- 一般社団法人 日本数式処理学会 会長 高橋正は, 定款38条により2015年度定時社員総会議長となり,17時総会の開会を宣言した.
目次
2014年4月1日より2015年3月31日までの 2014年度事業としては,学会の基本的活動である学会誌の出版と研究発表会の 開催を中心に活動を行った. 学会誌の出版においては,数式処理が発行され,研究発表会については,大会 における研究発表会,合同分科会等で研究発表会が行われた.
2014年度(2015年度社員総会開催まで)の理事会は,下記の定期理事会4回,臨 時理事会9回である. 正式な議事録は議決後に発行される学会誌「数式処理」に速やかに掲載してい る. また,議事録の全文は,決定の直後に学会のWebページの議事録の項に 掲載している(但し,退会者の氏名は掲載せず会員番号のみの掲載である). また,一般社団法人に移行した関係で電子的投票は全理事の賛成と 監事の異議申し立てがないことが議決の要件になっている. 定時理事会は3ヶ月に1回の割合で開催した.
代表理事選定,会長,副会長選定.
最優秀奨励賞,奨励賞ともに該当なし.
入会承認.
各委員会の委員選任.
会費免除承認,退会報告.
会誌電子化検討委員会の設置および委員の選任.
第24回大会の日程および実行委員長,第24回大会の共催, 第25回大会の開催地,事務代行費,会誌電子化についての検討結果報告, 退会報告.
イベント協賛.
定款脱字修正,C.JSSAC電子化,会費免除承認,入会承認,退会報告.
男女共同参画学協会連絡会への加入.
暫定予算案,定時社員総会開催決議.
名誉会員及び名誉会長に関する規程.
名誉会長及び名誉会員推挙.
会員種別 | 2015年3月末 | 2014年3月末 | 2013年3月末 |
---|---|---|---|
正会員 | 324名 | 332名 | 339名 |
学生会員 | 24名 | 28名 | 28名 |
名誉会長 | 1名 | 1名 | 1名 |
名誉会員 | 5名 | 5名 | 5名 |
会費免除会員 | 16名 | 15名 | 12名 |
賛助会員 | 3名 | 3名 | 3名 |
総計 | 373名 | 384名 | 388名 |
社会人学生会員の資格について議論があった.
第23回大会を,次の日時および場所で開催した.
日時 | 2014年5月30日(金)~6月1日(日) |
場所 | 徳島大学 |
参加者数 | 39名 |
内容 | 一般講演(19件 内奨励賞対象講演8件), 2013年度奨励賞受賞式 |
また,2014年度は最優秀奨励賞,奨励賞ともに該当者なしであった.
合同分科会を次の日時及び場所で開催した.
日時 | 2015年1月23日(金)〜24日(土) |
場所 | 山形大学 小白川キャンパス111教室 |
参加人数 | 29名 |
内容 | 招待講演(2件),企画講演(2件), 一般講演(8件),討論(1件) |
2014年度学会誌の発行状況は,以下の通りである.
「数式処理」20巻2号 | 2014年6月刊行 | 117ページ |
「数式処理」21巻1号 | 2015年1月刊行 | 82ページ |
第21巻第2号は速やかに発行する.
投稿論文が集まっておらず,Vol.2を発行できていない. 現在の論文投稿状況は,採録決定済み投稿論文が2報,書き直し再投稿論文が1報である.
学会の情報発信として,学会ホームページの運用を行っている. 昨年度,英文のトップページの公開により,今年度の課題として, 英文ページの充実を挙げていたが,達成できていない.
2014年12月に,現在稼働しているサーバの接続しているプロバイダより通知を受けた. 学会サーバのDNS設定に不備があり,オープンリゾルバ状態であったため, 踏み台として利用されたようである. 早急に,事務局の齋藤代表会員に対応していただいた.
従来と同じ状況で順調に稼動している. アカウントを所有している人数は18名である. 各種委員会の運営用のメーリングリストは15個である
ML名 | 目的 |
---|---|
congress12 | 代表会員の議論ならびに議決のため |
director12 | 理事の議論ならびに理事会議決のため |
executive12 | 常任委員会の議論ならびに運営のため |
bulletin12 | 編集委員会の議論ならびに議決のため |
cjssac12 | C.Jssac編集委員会の議論ならびに議決のため |
prog12 | 大会プログラム委員会の議論ならびに議決のため |
pr12 | 広報委員会の議論ならびに議決のため |
modulate12 | 分科会運営の議論ならびに議決のため |
system12 | システム分科会の議論ならびに運営のため |
theory12 | 理論分科会の議論ならびに運営のため |
education12 | 教育分科会の議論ならびに運営のため |
mathematica12 | Mathematica分科会の議論ならびに運営のため |
journal | 「数式処理」編集作業のため |
tech | webページ編集作業のため |
sty | jssac.sty 編集のため |
現在稼働中のサーバは,古く事務局内に設置している. そのため,サーバ更新の予算を計上していた. サーバの更新にあたり,設置場所等も含め検討した結果, VPSレンタルサーバを契約することとなった. 現在,移行に向けて準備中である.
2014 年度は,サーバへのアクセス数は 422,211 件,不正アクセス数は 54,510 件であった.昨年度と比べ,アクセス件数では約 2.3 万件減少し, 不正アクセスは約 2.3 万件の減少となった.
本サービスは, 募集者からの事務局への依頼に基づき試験的に開始したものである. 今年度2件の情報を掲載した.
毎年6月頃に更新が必要である. 諸処の事情により従来どおりに個人的なカード決裁を行っている.
藤村理事より,『女子中高生夏の学校』へ学会の広報活動の一環として, ポスター展示をしてはどうかという提案があり,審議の結果, 学会の広報活動の一環として活動することとなった. 広報委員会としては,広報活動を藤村理事にお願いすることとなった.
2014年4月1日より2015年3月31日までの2014年度会計報告は以下の通りである.
項 目 | 予 算 | 決 算 | 摘 要 |
---|---|---|---|
前年度繰越金 | 2,632,901 | 2,632,901 | |
会 費 | 1,300,000 | 1,710,000 | |
雑収入他 | 20,000 | 10,3971 | 学会誌販売他 |
合 計 | 3,952,901 | 4,353,298 |
項 目 | 細 目 | 予 算 | 決 算 | 金 額 |
---|---|---|---|---|
大 会 費 用 | 100,000 | 92,722 | ||
会場費 | 51,920 | |||
茶菓等 | 40,802 | |||
分科会費用 | 380,000 | 329,650 | ||
システム | 99,650 | |||
教育分科会 | 0 | |||
Mathematica分科会 | 230,000 | |||
理論分科会 | 0 | |||
数式処理発行費用 | 900,000 | 532,956 | ||
印刷費(Vol.20 No.2) | 267,165 | |||
印刷費(Vol.21 No.1) | 204,703 | |||
印刷費(Vol.21 No.2) | 0 | |||
発送費(Vol.20 No.2) | 35,570 | |||
発送費(Vol.21 No.1) | 25,518 | |||
発送費(Vol.21 No.2) | 0 | |||
C.Jssac発行費用 | 350,000 | 0 | ||
印刷費(Vol.2) | 0 | |||
発送費(Vol.2) | 0 | |||
サーバ更新費用 | 100,000 | 12,312 | ||
雑費用 | 50,000 | 251,945 | ||
事務局費 | 216,000 | |||
通信費 | 23,802 | |||
会議費 | 6,202 | |||
ドメイン登録料 | 1,967 | |||
雑費 | 3,974 | |||
運営諸経費 | 430,000 | 353,800 | ||
決算料 | 253,800 | |||
登記費用 | 100,000 | |||
租税公課 | 70,000 | 70,000 | ||
法人税 | 0 | |||
法人都民税 | 70,000 | |||
小 計 | 2,380,000 | 1,643,385 | ||
次年度繰越金 | 1,572,901 | 2,709,913 | ||
合 計 | 3,952,901 | 4,353,298 |
収益事業を見直すことにより法人都民税の負担を軽減することについて議論があった.
会計報告に対し,監事の平野照比古・穴井宏和より監査報告として
一般社団法人 日本数式処理学会監事平野照比古及び穴井宏和は, 2014年度における一般社団法人日本数式処理学会の経理原票ならびに 会計帳簿を精査した結果, 会計処理が適正であることを一般社団法人日本数式処理学会 2015年度定時社員総会に報告する.
2014年度会計報告に対し質疑応答の結果,全会一致で2014年度会計報告は承認された.
C.JSSACを冊子体から電子ジャーナルに変更することを提案する.
C.JSSAC電子化の提案に対し質疑応答の結果,全会一致でC.JSSAC電子化が承認された.
2015年4月1日より2016年3月31日までの 2015年度事業計画は,2014年度事業と同様に,学会の基本的活動である学会誌 の出版と研究発表会の開催を中心に活動を行い.これまで行ってきた研究発表 会における研究発表の質の向上および若手研究者の育成について検討を行う.
第24回大会は,筑波大学で開催する.(理事会12007号)
日時 | 2015年6月5日(金)~ 7日(日) |
場所 | 筑波大学 |
大会委員長 | 照井章 |
第25回大会は,福岡大学で開催する.(理事会12007号)
大会日時,大会委員長は未定である.
2015年度の分科会の開催に関しては,関東並びに関西地区で1回程度計画中である.
「数式処理」発行予定数は次の3冊とする.
巻 | 号 | 発行日 | 特集内容 |
---|---|---|---|
Vol.21 | No.2 | 2015年6月発行予定 | 第23回大会報告特集 |
Vol.22 | No.1 | 2015年10月発行予定 | 分科会報告特集 |
Vol.22 | No.2 | 2016年2月発行予定 | 第24回大会報告特集 |
「Communications of the Japan Society for Symbolic and Algebraic Computation」発行予定数はVol.2の1冊とする.
2015年度事業計画に対し質疑応答の結果, 全会一致により2015年度事業計画は承認された.
2015年4月1日より2016年3月31日までの2015年度予算案は以下の通りである.
項 目 | 金 額 | 摘 要 |
---|---|---|
前年度繰越し金 | 2,709,913 | |
会費収入 | 1,300,000 | |
雑 収 入 | 20,000 | |
合 計 | 4,029,913 |
項 目 | 金 額 | 摘 要 |
---|---|---|
大 会 費 用 | 100,000 | |
分科会費用(4分科会) | 380,000 | |
数式処理発行費用 | 900,000 | Vol.21 (No.2),Vol.22(No.1,2) |
C.Jssac 発行費用 | 350,000 | Vol.2 |
レンタルサーバ費用 | 12,000 | |
雑 費 用 | 50,000 | 通信費等 |
運営諸経費 | 260,000 | 税理士費用 |
租税公課 | 70,000 | |
次年度繰越し | 1,707,913 | |
合 計 | 4,029,913 |
暫定予算 参考のため2015年5月18日に臨時社員総会により議決された暫定予算は下記の ようになっている. なお,暫定予算は,2015年度本予算に含まれている.
2014年度積み残し案件ならびに2015年度通常総会開催される日時までに必要な 経費は以下の通り.
項目 金額 摘要 「数式処理」発行費用 300,000円 vol.21(No.2) 税理士費用 260,000円 租税公課 70,000円 合計 630,000円
2015年度予算案に対し質疑応答の結果,全会一致で2015年度予算案は承認された.
一般社団法人日本数式処理学会理事会は,2015年5月30日の臨時理事会(理事会 12013号)において「日本数式処理学会名誉会員及び名誉会長に関する規程」 第15条第2項に基づき桂重俊名誉会員を名誉会長に,同規程第9条第3,4項に基 づき齋藤友克代表会員を名誉会員に推薦することを両会員同意の下に議決した.
推薦理由
桂重俊名誉会員は,日本における数式処理の黎明期から長年にわたり 数式処理研究の最前線における研究を推進・支援され,数式処理の発展に 多大なる貢献をしてきた. 以上の功績により名誉会長に推薦する.
齋藤友克代表会員は,日本数式処理学会創設依頼20年以上にわたり役員を歴任 され,日本数式処理学会の発展に多大なる貢献をしてきた. 以上の功績により名誉会員に推薦する.
名誉会長,名誉会員推薦の理事会提案に対し質疑応答の結果, 一般社団法人日本数式処理学会社員総会は, 桂重俊名誉会員の名誉会長推挙および齋藤友克代表会員の 名誉会員推挙を満場一致で承認した.
2015年6月6日をもって桂重俊 名誉会員を名誉会長, 齋藤友克 代表会員を名誉会員とする.
17時50分一般社団法人 日本数式処理学会2015年度定時社員総会 議長 高橋正は, 全ての議事が終了した旨確認し会議の閉会を宣言した.
以上の決議を明確にするため,この議事録を作成し, 議長,出席理事及び出席監事がこれに記名押印する.
2015年6月6日 | ||
一般社団法人 日本数式処理学会 | ||
2015年度定時社員総会 | ||
議長・会長 | 高橋正 | 印 |
理事 | 野呂正行 | 印 |
理事 | 中川重和 | 印 |
理事 | 関川浩 | 印 |
理事 | 澤田浩之 | 印 |
理事 | 濱田龍義 | 印 |
理事 | 大墨礼子 | 印 |
理事 | 藤村雅代 | 印 |
理事 | 木村欣司 | 印 |
監事 | 平野照比古 | 印 |
監事 | 穴井宏和 | 印 |
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