京都大学数理解析研究所研究集会

Computer Algebra --
Design of Algorithms, Implementations and Applications 2009

京都大学数理解析研究所の共同研究事業の一つとして、 下記のように研究集会を催しますので、ご案内申し上げます。

研究代表者竹島 卓 (金沢工業大学・情報学部)
副代表近藤 祐史(香川高等専門学校)
E-Mail rims09@jssac.org

題目Computer Algebra -- Design of Algorithms, Implementations and Applications
期間 2009年11月4日(水)13:00〜11月6日(金)12:50
場所 京都大学 楽友会館 大会議室(地図(PDF))

講演者へのお願い

1件あたり(特別講演を除く)発表20分+質疑5分と想定してください。
講演時の配布資料があれば、50部を発表当日までに講演会場に備え付けのテーブルに置くようにして下さい。

お知らせ

11月5日(木)夜に懇親会を予定しております。

プログラム

更新:9月30日
4日(水)
13:00
  〜
 13:50
行列の最小多項式の計算について ―計算の効率化と並列化可能性について―

○奈良洸平,田島慎一(新潟大学),小原功任(金沢大学)

行列のスペクトル分解アルゴリズム―最小多項式が複数の重複因子から成る場合―

○飯塚由貴恵,田島慎一(新潟大学)

    休憩
14:00
  〜
 14:50
微分作用素を用いたレゾルベントの留数解析と行列のスペクトル分解

○田島慎一(新潟大学)

安定化理論に基づくISCZ法の有効性について

○白柳潔(東海大学),関川浩(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

    休憩
15:00
  〜
 15:50
置換群の共役群計算の高速化

○宮本泉(山梨大学)

パラメータ付き零次元代数的局所コホモロジーを用いたパラメトリック・スタンダード基底計算について

○鍋島克輔(大阪大学/JST. CREST),中村弥生(近畿大学),田島慎一(新潟大学)

    休憩
16:00
  〜
 16:50
ピタゴラス数のある一般化について

○神谷徳昭(会津大学)

最短の加減算連鎖生成のアルゴリズムについて

○内田貴博,小副川健(立教大学),篠原直行(情報通信研究機構)

5日(木)
10:00
  〜
 10:50
GotoBLASの数式処理における利用法

○木村欣司(京都大学)

任意多倍長整数の表現と演算(仮)

○村尾裕一(電気通信大学)

    休憩
11:00
  〜
 11:50
ブール多項式環における一変数最小多項式の計算について

○井上秀太郎,佐藤洋祐(東京理科大学)

マルチコアによるifplotの高速化について(仮)

○近藤祐史(香川高専),兵頭礼子(アルファオメガ),村尾裕一(電気通信大学),齋藤友克(アルファオメガ)

    昼食休憩
特別講演
13:00
  〜
 13:50
楕円曲線暗号の攻撃とその安全性

安田雅哉(富士通研究所)

    休憩
14:00
  〜
 14:50
ベズー構成を用いた多変数近似GCD計算

○讃岐勝(筑波大学)

近似GCD算法GPGCDの複素係数多項式への拡張

○照井章(筑波大学)

    休憩
15:00
  〜
 15:50
多変数代数関数の特異点での級数展開…非モニックな場合

○佐々木建昭(筑波大学),稲葉大樹(数検)

グレブナー基底計算の行列理論
○佐々木建昭(筑波大学)
    休憩
16:00
  〜
 16:50
MathML編集環境における近似代数の利用について

片岡正彰,嶋津央礼,○甲斐博(愛媛大学),宮本敦史((株)ジャストシステム)

Computer Algebra System and Combinatorial Games―数式処理システムを使った高校生による数学研究―

○宮寺良平(関西学院高等部),山内俊幸,金尚洛(関西学院理工学部),内藤昌宗,巽創,西村幸一朗,井上泰志,中岡拓磨(関西学院高等部)

xx:xx〜 懇親会
6日(金)
10:00
  〜
 10:50
SRAM設計における多目的最適化のアプローチ(仮)

○岩根秀直,屋並仁史(富士通研究所),穴井宏和(富士通研究所/九州大学)

チェビシェフ展開を用いたスツルム法による高次代数方程式の実根の分離

○村上弘(首都大学東京)

    休憩
11:00
  〜
 11:50
The application experiments of surface parametrization to cryptography

○岩見真希(大阪経済法科大学)

近似Groebner基底に向けて

○長坂耕作(神戸大学)

    休憩
12:00
  〜
 12:50
Groebner基底のStability条件を用いた鈴木・佐藤CGSアルゴリズムの高速化

○倉田陽介(神戸大学)

CGSの列を用いた特異点退化条件の導出

○高橋 正(神戸大学)